温泉の成分、禁忌症、適応症

成分

  1. 源泉名、湧出地または採取地
    -下田市蓮台寺 天狛神社境内
    混合泉(大沢2.3号 蓮台寺2.14.26号)


  2. 泉質
    -単純温泉(弱アルカリ性 低張性、高温泉)


  3. 泉温
    -源泉又は採取地 50.3(℃)


  4. 温泉の成分
    -下記表参照
温泉の成分 (pH 8.0)
単位:mg/kg
陽イオン 陰イオン
Li+ - F 1.0
Na+ 100.8 Cl 70.2
K+ 4.9 Br 0.1
Mg2+ 0.6 I- 0.2
Ca2+ 60.6 SQ34- 233.6
Sr2+ 0.2 HCO3- 58.2
Mn2+ - CO23- 1.9
Fe2+ 0.1 溶存ガス成分
非解離成分 CO2 1.0
H2SiO3 32.6 その他微量成分
HBO2 - Al3+ < 0.1
HA2O2 - Ba3+ < 0.1
  Fe3+ < 0.1
総成分 566.0

  1. 温泉の分析年月日(現地試験の日)
    -平成2年5月11日


  2. 分析者氏名又は分析機関名
    -静岡県衛生環境センター

禁忌症、適応症

  1. 禁忌症
    〜浴用〜
    -急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、心臓病(ただし高温浴(おおむね42℃以上)の場合)、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、高度の動脈硬化症(ただし高温浴の場合)、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)


  2. 適応症
    〜浴用〜
    -単純温泉(弱アルカリ性 低張性、高温泉)


  3. 温泉浴用上の注意事項
    (1)温泉療法については、温泉について専門知識を有する医師の指導を受けることが望ましい。
    ○温泉療法を始める場合は、最初の数日の入浴回数を1日あたり1回程度とし、その後は1日当たり2回ないし3回までとすること。
    ○温泉療養のための必要機関は、おおむね2ないし3週間とし、湯あたりが現れたら、症状が回復するまで、入浴回数を減じまたは入浴を中止すること。
    (2)入浴時間は、入浴温度により異なるが、始めは3分ないし10分程度とし、慣れるに従って延長しても良い。
    (3)入浴中は一般には安静を守り、入浴後は、湯冷めに注意して一定の時間の安静を守る。
    (4)入浴後は、身体に付着した温泉の成分を水で洗い流さない。(湯ただれを起こしやすい人は、真水で身体を洗うか、温泉成分を拭き取るのがよい。)
    (5)熱い温泉に急に入るとめまい等を起こすことがあるので、身体にかけ湯をしてから入浴する等、十分注意する。
    (6)食事の直前・直後の入浴は避けることが望ましい。
    (7)飲酒しての入浴は特に注意する。


  4. 適応症又は禁忌症の決定年月日
     
  5. 決定者
    -静岡県 保険所長
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